馬券の選び方
どの馬券を選んで買えば良いの?
初めて競馬を始める方にとって、どの馬券を買えば良いのか悩むところですよね。
馬券を選ぶとき、どんなことをチェックして決めたらいいでしょうか?
ここでは、馬券を選ぶときのポイントや、馬券の購入方法などをご紹介します。
馬券の種類
まずは馬券の種類を知りましょう。
馬券には、「単勝」「複勝」「枠連」「馬連」「ワイド」「馬単」「3連複」「3連単」の8種類があります。
それぞれ特徴があり、どの馬が1着になるのか、または2着、3着になるのかを当てるものです。
- 複勝
- 馬番の3着までに入る馬を1頭当てる馬券。
- 単勝
- 馬番の1着の馬を当てる馬券。
- 枠連
- 枠番の1着-2着を当てる馬券(順不同)。
複式なので、1着-2着の順番が逆でも的中です。 - ワイド
- 馬番の1着-2着、1着-3着、2着-3着のいずれかを当てる馬券(順不同)。
9頭以上の出走する場合に発売されます。
購入した2頭の馬番の組み合わせが1着から3着までにあれば的中です。
ただし、3着が同着の場合、3着同士の組み合わせはハズレとなります。 - 馬連
- 馬番の1着-2着の馬番を当てる馬券(順不同)。
9頭以上の出走する場合に発売されます。
複式なので、1着-2着の順番は逆でも的中です。 - 馬単
- 馬番の1着-2着を当てる馬券。
単式なので、1着-2着の順番が逆だとハズレです。 - 3連複
- 馬番の1着、2着、3着のすべてを当てる馬券(順不同)。
着順は関係なく、購入した馬券のなかに1着から3着までの3頭が入っていれば的中です。 - 3連単
- 馬番の1着-2着-3着を着順どおりにすべて当てる馬券。
これだけ種類があると、どの馬券を買っていいのか迷ってしまいますよね。
初めて競馬する方は、分かりやすく買いやすい馬券を選ぶほうが良いでしょう。
そこで、おすすめなのが「単勝」と「複勝」です。
「単勝」とは、1着でゴールするであろう競走馬一頭を当てる馬券のことです。
つまり、あなたの選んだ馬が1着でゴールすると、あなたの馬券は当たり馬券ということになります。
この単勝の人気がそのまま比例して、競走馬の人気につながります。
単勝は、1着を予想するだけでいいので、一番シンプルで分かりやすい馬券です。
次に「複勝」とは、1着から3着までにゴールするであろう競走馬一頭を当てる馬券のことです。
つまり、あなたの選んだ馬が1着、2着、3着のいずれかでゴールすると、あなたの馬券は当たり馬券ということになります。
この複勝は、馬券の8つの種類の中で一番当たりやすい馬券と言われています。
優秀な競走馬を選べば上位に食い込んでくる可能性も高いので、当たる確率も高い馬券というわけです。
当たる確率の高い馬券を順番に並べると
複勝 > 単勝 > 枠連 > ワイド > 馬連 > 馬単 > 3連複 > 3連単
となります。
もちろん当たりやすいということはそれだけの配当も低いということ。
でも、初めての買う馬券は当ててみたいものですよね。
初めて馬券を購入する時は、自分にとって分かりやすく簡単な馬券を選ぶと良いでしょう。
「単勝」や「複勝」の馬券購入に慣れたら、配当の高い馬券にステップアップしてみるのも良いでしょう。
その代わり当たる確率は低くなるので、その点だけは注意して下さいね。
マークシートの記入方法
馬券を購入する場合は、マークシートに購入したい馬券について記入をする必要があります。
マークシートには、緑・ライト・青・赤の3種類があり、それぞれ表面と裏面があります。
青のマークシートは「流し用」で、軸にする馬(枠)を1頭もしくは2頭決めて買うときに使います。
赤のマークシートは「ボックス・フォーメーション用」で、複数の馬(枠)を選んで、色々な組合せで買いたいときに便利です。
緑のマークシートは全種類の馬券が購入できます。1枚につき表面・裏面あわせて10点の馬券を購入することができます。
初心者の方は緑のマークシートから始めると良いでしょう。どのマークシートを使ったら分からなくなった場合にも、緑のマークシートに記入しておけば間違いありません。
ライトカードは緑のマークシートを元に初心者や、高齢者の方でも分かりやすく作られたマークシートです。慣れるまでは「ライトカード」と書かれたマークシートを使うのも良いかと思います。
このマークシートにマークを記入しなければならない項目は、
- 「場名」
- 「レース番号」
- 「式別」
- 「馬番号」
- 「金額」
…などがあります。
- 「場名」とは
- レースの行われる競馬場の名前です。
東京競馬場で行われているレースの馬券を購入するのであれば「東京」にマークをします。 - 「レース番号」とは
- 購入するレースの番号です。
その日の第11レースの馬券を購入するのであればレース番号は「11」にマークを入れましょう。 - 「式別」とは
- 購入する馬券の種類のことです。
単勝で馬券を購入したいのであれば「単勝」にマークを入れましょう。
更に違う種類の馬券を同時に購入したい場合は、裏面を使いましょう。 - 「馬番号」とは
- レースに出走する各競走馬につけられている番号のことです。
ひとつの欄につき一箇所のみマークが可能です。
自分が勝つと予想した馬番号を間違えないようにマークを入れましょう。 - 「金額」とは
- 購入したい馬券に賭ける金額のことです。
馬券は100円単位で購入することが出来るので自分の財布と相談して決めましょう。
以上が、マークシートへの記入内容です。
間違いのないようしっかりと記入しましょう。
詳しく馬券の購入方法を知りたい場合は「馬券の買い方入門」などのサイトを参考にされると良いと思います。
馬券の購入方法
マークシートへの記入が終わったら、馬券売り場の窓口、または自動発売機で馬券を購入することができます。
窓口で購入する場合は、記入したマークシートを提出するだけでOKです。
自動発売機で購入する場合は、まず先にお金を投入し、記入したマークシートを挿入します。
すると馬券が発券されますが、このとき金額分のマークシートを全て入れ終えるまでは馬券は出てきません。
おつりがある場合は、清算ボタンを押すとおつりと一緒に馬券が出てきます。
マークシートの誤りがある場合は、馬券がスムーズに発券されませんので、その際は画面上の指示に従って操作しましょう。
初めて自動発売機で馬券を購入する時は操作に戸惑うと思いますので、なるべく空いてる時に購入してみると良いと思います。慣れてしまえば駅の券売機で切符を買うのと同じくらい簡単な操作ですよ。もし操作を間違ったりマークシートにミスがあったとしても、職員さんがすぐに対応してくれますので心配しなくて大丈夫です。
馬券の購入場所
馬券の購入は、競馬場内の馬券売り場、または場外馬券売り場のみと定められています。
中央競馬では、場外馬券売り場(場外勝馬投票券発売所)のことを「WINS(ウインズ)」と呼び、競馬場が近くにない場合でも、「WINS」に行けば、馬券の販売と払い戻しを行ってくれます。
WINSは全国に47ヵ所あり、実際に競馬場へ行かなくても競馬を楽しめるようになっています。
しかし、それ以外での馬券の購入は法律でも禁止されていますので注意しましょう。